ほんの半年前まで、自分の事しか考えない夫に殺意を抱いていた私。
今振り返ると「夫を変えたい」と思うのは、自分のエゴだったと自覚している。
夫を変えるには、このエゴを自覚しているかどうかが、かなり大事。その上で「私は夫に自分のために変わって欲しいんだ」と考える。
そうしないと「夫が悪い」「変わるべき」という思考になってしまう。自分の常識や正義を相手に押し付けている思考であり、夫の人権を尊重していない状態で、そんな状態で相手を変えようとしても悪化するだけになる。
「そうは言っても夫に変わってほしいんですよー」という人が居ると思うので
上記の前提を踏まえて、私が夫を変えるのに有効だった方法を伝えたいと思う。
あ、そうそう相手にだけ変わってもらって自分は一切変わらないというのはナシね！笑
具体的に夫を変える方法は、言葉よりも行動でアプローチする方が効果的🙆♀️
というより実力行使と言う方が近い。そうせざるを得ない状況を作るということ。
「夫に片付けて欲しい」と思っているなら、こっちは一切片付けない。（むしろ散らかす）
相手に「片付けたい」と思わせる方法は何かを考える。
例えば、「子供がつまづいて転んで危なかった」と伝えるとか、相手にとって何が刺さるのか、あらゆる方法を模索する。
ここで注意なのが、相手にも散らかす権利はあるので、100%自分の理想通りになることを追求しないこと。
そして、夫には「自分の好き勝手にすると困ることが起きる」と、インプットしてもらう事を目指す。
例えば、ウチの場合。
何度言っても夫がリビングを散らかしまくる＆家事しない＆こっちは困窮しているのに散財しまくるのに頭に来て、
一切、掃除しない＆家事しない＆金も出さないという行動を起こした。
これ中途半端にすると良くないから、覚悟を決めてやり切るのが超重要。
理由を言わないと意味不明なので「あなたが勝手なことするなら、私も好き勝手やらせていただきます」と私は宣言した。（ガーガー文句言われてもガン無視した）
最初はストレスだけど不思議なことに、そのうち部屋が汚いことなんてどうでもよくなり、自分の事に集中出来るようになってくる。「家事をやらない」という日常が当たり前になってくる。
そして、気がつけば夫が買い出しをし、ご飯を作り、ゴミ出し洗濯をし、私の分の生活費まで出すのが当たり前になった。完全に主導権が私のペース💪
しかも、そこで恐ろしい事に気づいたのだけど、、「片付けるべき」「綺麗であるべき」という価値観は、自分の考えではなく学校や母親だったり、誰かから植え付けられたものだったんだよね。。
よぉ〜〜〜〜く思い出すと、私小さい頃あまり綺麗好きじゃなかった笑。
でも成長する過程で、そういう固定観念が植え付けられていったみたい。恐ろしい…😱
逆に「片付けろ」と、夫にどやされる場合も、対話するより行動で示した方がいい。
夫に何を言われようが片付けない。
「私の衛生観念では、今の状態は綺麗で片付ける必要はないので、気になるならあなたが片付けてください」と伝えるしかない。
実際、綺麗を保とうとすると、エネルギーと時間を膨大に使うし。
どうせまた使うものだったら、出しっぱにしておいた方が無駄に動く必要ないもんね笑。
相手にあわせて片付けると、夫は合わせてもらっていると気付かず「自分が正しいのだ」と思い込んで、どんどん要求がエスカレートする。
どっちが正しいだと、正解はなくて戦争になるので「私は嫌」という言い方の方が、比較的平和🙆♀️（比較的…😂）
本当は話し合いの中で、お互いに落とし所を見つけられたら1番良いのだけどね…！
話す時に、「あれも嫌これも嫌」と「私ばかり我慢している」と言わんばかりに訴えると、「俺だってこんなにやってあげてるのに！」と、大噴火🌋を促すことになりかねない。
妻的には「HA？どこが？いつ？」と思うかもしれないけど、夫なりに妻の事を想ってやっていることって実はかなり多い。
例えば、車を出してくれるとか。当たり前になってて気づかなかったりする。あと、妻がしてほしい事ではなく、夫がしてあげたい事をするから気づけなかったり笑😂。
例えば、ウチの場合は、スーパーへ買い物に一緒に行くと、必ず夫がカゴやカートを持ってくれる。
しかし、私の後ろに付いてきてくれるわけではなく、夫はカゴを持ったままどっか行って行方不明になるから、私としては持たないでほしいのだけど。
夫を見つけた時に「何でいつもカート持ってくの？」と聞いたら「良かれと思って持ってあげてるつもりだった」と言われて「へぇぇぇ…？」と不思議に思った事がある。笑
そういう愛に気づかずに、夫への不満ばかりぶち撒けると、夫的には「コイツにはもう何もやってやらねぇ！」となる。だから、「あなたの愛、ちゃんと気付いてますよ」ってメッセージを伝えるだけで、ムカつく夫が優しい夫にコロっと変わる事は多いと思う。
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