自分の不幸を願う、もう1人の自分

これを話すと「ヤバい人なんじゃないか」と、後退りされそうな気もするけど、このブログは昔の自分に向けて響く内容を書く事がモットー。そのため、表面上のサラーッとした事を書いても意味がないので言ってまうね。

自分には13歳くらいの頃から、自分に向かって「死ね」と言ってくる自分が居る。 

「うわ…」と思ったそこのあなたと同様に、

自分でも「ヤバいかな?」と思った為、臨床心理士の先生に聞いてみたことがある。

その先生によると「それは病気ではなく自分を鼓舞している存在なのでは?」という見解だった。

私「鼓舞どころか足を引っ張る存在なんですけど…」と思ったけど、こういう存在が自分の中に居るんだからしょうがない🤔

今では声が聞こえるのは当たり前で日常の一部。だけど、その声がしつこい時はさすがにゲンナリするし、「うるせえ!!」みたいな感じで戦うと疲れる😥

その声はどんな時に登場するかというと、いつも突然。

道を歩いている時、お風呂に入っている時など、ふと無意識になった瞬間に、私に「死ね」と言ってくる。

何度か対話を試みたけど、一瞬出てきてフッと姿を消すので捕まえるのが大変。

捕まえてもマトモに話せる奴ではないし、捕まえると私がボコるから話し合いには、なかなか至らなかった。(脳内イメージ上での話)

そんな感じで、ウザいと思いつつ何十年もそいつとは付き合ってきたのだけど、、

ある日「わたしがわたしを助けに行こう」という本を読んでみて、そこに書いてある「自分との対話法」を実践してみたら、その声の正体がわかった。

正体は後の方に書くので、まずはどんな風に対話したのか書きたいと思う↓

① まず、私に「死ね」と言ってくるアイツを探す作業をする。

探す方法は、言われた瞬間の身体の嫌な感覚を思い出す

私の場合は、上手く言えないけど胸の辺りがつかえる嫌な感じがして、その辺りを探ってみると、、居た‼️

いつもすごい勢いで逃げられるけど今日はボコるのが目的ではなく対話だから、そこまで逃げようとしてない感じがする。

② とっ捕まえたら、そいつに名前を付ける。

いつも激ギレしてるから「マグマさん🌋」と呼ぶことにした。

③ そいつに「なんでそうするのか?」「あなたの使命は何?」「それを止めたらどうなると思ってる?」という3つの質問をしてみるのが、本に書いてあったやり方なんだけど、1個めの質問以外は私にはピンと来なかったから、とりあえず「何でそうするのか?」だけ聞いてみることにした。

「何で死ねって言ってくるの?」

マグマさん🌋「私を罰したいから」


「それは何で?」と聞くと

その瞬間「ママを傷付けたから」と、3歳の自分がパッと現れて言ってきた。
「(え?!?!ウソこんな小さい子だったの?)」と度肝を抜かれた。

「私を傷付けてきたのはママだよ。どんだけ酷いこと言われたと思ってんの❗️」とキレると、逃げるのか消えてしまう。または黙ってしまう。

もう一度探して聞いてみる。

3歳児「それでも私はママを守りたい!」「ママを虐めるな!」と猛烈にキレ返してくる。

「いや、だからいじめられてんのこっちじゃん」

シーン…

「じゃあ、あなたはママに酷いことをされたらどう思う?」

3歳児「ママは絶対に酷いことしない」

「私はあなたなのに何で信じてくれないの?」

3歳児「…(そんなの信じないという気持ちが伝わってくる)」
話が通じない。

私は今までコイツに遭遇すると、ボコボコにしてたんだけど、実は3歳児だったなんて…😱
ボコボコにするとは、どういう事かというと「死ね」と言われたら、すかさず「お前がな」と言い返し、とっ捕まえて袋叩きにするイメージ👊

その時は3歳児じゃないし、姿形が見えない真っ黒な何かだった。口調からしてもっと大人だと思っていたのに、、。

うーん、3歳児だったし、ママを信じ過ぎてて話が出来ない。

というかその子にとっては、相手が自分だろうが関係なく、「ママを守る‼️」というその一点しかない。

それでも私も引けなかったので

「私はママに酷いことされたし、そのせいで自分のことを死ねと言ってくるあなたも生まれた。私の人生の重い足かせになっているから、それを許すことは出来ない。」と言った。

3歳児「(悲しそうに)じゃあしょうがないね」
私「(え?意外とあっさりだね…)」

「ママが大好きなんだね」
3歳児「うん、そうなの」
「…(なんか健気だなぁ)今までよくひとりで頑張って守ってきたね」

イメージでは真っ暗な狭い部屋で3歳児がひとりで戦ってるような感じ。(チャンバラしてるみたいに棒を振り回してる)

こんなとこに長い事居たのか…という気持ちになった。

「今までご苦労様。ママを守るのも良いけど、自分も守ってよ。信じてたママから傷付けられて、さらに自分から死ねなんて言われたら、どう思う?」

3歳児「…(すごく傷付いてる気持ち)」

「あなたが私を攻撃すると、結局ママを傷付ける事になるんだよ。また私がママを憎むことになるから。私の苦しみもわかってもらえたでしょ?」

3歳児「…(確かにみたいな気持ち)」

「もう死ねって言わないでもらえるかな?」

3歳児 「いいよ」

「!(またアッサリだな。)」

3歳児「バイバイ」

「えっバイバイなの?」

3歳児「うんバイバイ」

「あっ…バイバイ、、」

ここまで途中中断しながらも、1時間半くらい対話した。

本当にわかってもらえたんだろうか。。

というか、3歳の自分とマグマさんは別人?同一視していいの…?と色んな考えが渦巻いていた。

何にせよ、初めてまともに会話が出来たのは、大きな進歩だったよね。

あと「マグマさんの声は誰かを憎む気持ちがある時に聞こえてくる」という事が今回わかった。

誰かを憎んでいる時に、親を守ろうとするマグマさんが発動するという事は、、

結局は、誰かを通して親を憎んでいるということなんだろうか?

そう考えると思い当たるフシがあって、私が誰かにムカつく時って「雑に扱われた」とか「大事にされなかった」と感じた時なのだけど

親に対しての怒りが正にそれ(大事にされなかった)なんだよね。

うわぁ…じゃあ今まで私に憎まれていた人って私の八つ当たり被害者…?(主な被害者:夫)

ここまでの気付きを夫に話したら、

「俺に対する怒りと同じだね(親に対する怒りが)」

「喧嘩の内容はその時々で違うのに、いつも最終的に『あの時私は大事にされなかった』って、同じことをずっと言ってるよね。」と言われて、

「ふむ、、やっぱり私は夫を通じて、親を憎んでいたのか…」と思った。

でも、そこまではわかったけど、夫に対して「ごめん」とは、どうしても思えない。

だって、本当に傷つけられたし、今でもその事は許せないから。

夫の言う通り、本当に親に対して思っている事と全く一緒‼️

親への憎しみが消えてなくなったら、夫への怒りも消えてなくなるのかな…?

これから親ワークをするのが楽しみだ✊✨

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次