妻に責められグレた夫は問題行動を起こすようになる

夫婦関係崩壊の始まりの続き。

前回の記事でも書いたように夫を敵として認識してしまった私は、夫を攻撃するようになる。

でも、これは「夫を痛めつけてやろう」とか、「仕返ししてやろう」と思ったわけじゃない。

どっちかというと、「これ以上自分を利用されたくない」という気持ちで、

自分を守る為の攻撃だったんだよね。

「もう許さない」と思って、夫を褒めることを止め、夫が散らかしたり家事をしないと、ものすごく怒るようになった。

それでも、全然変わらないというか「これが俺だから」という態度の夫を見て、完全に冷めて「もう別れよ…」と思った時があった。その時期は夫と目を見て会話しないし、会話も省エネを心がけていたので、愛情なんて微塵もない雰囲気だったと思う。

「夫は華加が冷めてるー」と、ちょっと冗談混じりに言っていたけど、本当に冷めていたので、その言葉に反応すらしなかった。

この時、夫の心はものすごく傷ついて寂しかったんだと思う。

私にかまってほしくてしょうがなかったんだと思う。

後から知ったのだけど、この時期に夫はゲームと散財で200万以上を溶かし、浮気をしていた。(といっても風俗だけど)

何でバレたかと言うと、夫に持病の症状が出て救急車で病院に運ばれた時、財布から性病クリニックのカードを発見したからだった。(詰めが甘いんだよな…)

1日看病してから、次の日夫に聞いてみると逆ギレ。

私から「謝ってよ」と言われない限り、自分からは謝らなかった。

それを見て「私は浮気を知っても看病していたのに、この人は私に感謝もしないし謝りもしない」と、

「私をやっぱり大事にしてくれないんだ」と思い、ますます夫のことを敵として見るようになってしまった。

散財がバレたタイミングは、家を買って手付金を払った後で、なんと「残りの金額払えないかも」と夫に言われた。その理由を聞いてみるとまさかのゲーム…。

そういえば、喧嘩して会話がない間、ずーっと寝転んでゲームやってたな…。あの時か‼️

この時、私は手付金を諦め、「この人と家を買うのはリスキー過ぎる」と判断して契約を反故にしようとしたんだけど、夫に止められ、「カード明細を見せる」「これからはカードを使わない」という約束をして、結局購入した。

夫は、共済からの借入と親と私からお金を借りて、何とか頭金を用意した。

でも、カードを使わないで生活するというのは無理があるよね。結局夫は速攻で約束を破り、カード明細も見せなかった。(私に怒られるから)

一応、どの喧嘩も最終的には夫が謝るんだけど、本当の意味で反省はしていなかったのよね。

普通に考えて、ここまでで別れるタイミングはいくらでもあったのに、私は「今はお金がないから」と思っていたし、ひとりになるのが怖くて別れることが出来なかった。心の奥底では「夫に大事にされたい」という気持ちもあったと思う。

今の自分からすれば、事業収入はないけど投資が順調だったし、過去最高の貯金額だったし(今は10分の1🥹)何を怖がる必要があるんだ?という感じなんだけど…。

やっぱり夫の事を愛していたのかな。この時期から殴り合いの喧嘩期に突入するんだけど、愛してないと殴り合ってまで、ぶつかりたいとも思えないよね。笑

もちろん力では夫に勝てないので、何度かぶん殴ると夫にやり返されて、こっちがぶっ飛ばされることになる。

負けるのわかっていても爪痕を残したい性格のせいで、青あざだらけになったり、スネにヒビが入ったりした。

自分でも自分が知性を使わずに、感情や本能レベルの反応しかしておらず、人間から動物化していってるのがわかった。でも、止められない。。どんどん喧嘩のレベルが低次元化していって相当なカオス状態。

こんな感じで、夫婦関係はもう誰が見ても「ここまで来たらもう終わり」という状態にまで悪化していた。

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